■似合う色について

*海外ファッションショー専属外国人美容師による情報*

◆肌の色がイエロー系などクールな色の人は
・ライトアッシュブロンド
・コーヒーまたは淡い黄褐色の中レベルブロンド
・一般的な茶色
・ワイン、マホガニー(赤褐色)、バーガンディ(暗紅ワイン)の赤
・ナス色や青みや緑みのあるこげ茶と黒

◆肌の色がピンク系などウォームな色の人は
・ハニ−ライトブロンド
・ストロベリーブロンドまたは中レベルゴールデンブロンド
・暖かみのあるチョコレートブラウン
・ショウガ色もしくはオレンジがベースの赤
・かすかにさびのかかった感じのこげ茶

■どちらの肌色にせよ、25歳以下のクリアな肌を持ってる人におすすめします。
もし、シミやソバカス傷跡が目立つなら極端な明るいブロンドや極端な暗い色は避けて下さい。

・明るい瞳色に暗い肌色、暗い瞳色に明るい肌色の人は、何色でも似合います。
・明るい瞳色に明るい肌色の人は、髪色を明るく保って下さい。
・明るい瞳色に中くらいの肌色、中くらいの瞳色に明るい肌色の人は
中から明るめぐらいの間の髪色を試してみて下さい。

・中くらいの瞳色に中くらいの肌色の人は、ダークブロンドかライトブラウンが
あなたのための髪色です。

・中くらいの瞳色に暗い肌色、暗い瞳色に中くらいの肌色の人は
暗い色から中くらいまでの色を保って下さい。

・暗い瞳色に暗い肌色の人は、あなたも推測する通り暗い髪色にして下さい。

【欧米人とアジア人のヘアカラー事情1】

キムタクは鼻も高いし顔の幅も細いけれど、やっぱり金髪にすると
モンゴロイドの顔らしさが出てしまうね。
明るいと認識されないぐらいの茶髪だったらそこまでモンゴロイド度が
強調されなかったかもしれない。

美容師が言ってたけど、日本のヘアカラー剤は強いらしい。なんでかっていうと、
日本人はたいてい太い黒髪でコルテックスがまんまるだからストレートな髪質が多く、
ヘアカラーしてもほとんど色が変わらないので、強めにしてあるのだとか。
しかも元々の髪質が乾燥毛が多いため、染めるとかなり傷んで大バサバサ。
色んな色のヘアカラーがあるけど、結局みんな似たようなオレンジ茶色の髪に
仕上がっちゃってる人多いよね。特にスーパーで市販されてるようなヘアカラーは、
どんな髪質の人でも染まるように作られてるため、かなり強いらしい。

白人の髪質は、コルテックスがひらべったい楕円型のためにクセ毛が多く、
髪がすごく細いため染まりやすいんだそうだ。
その代わり毛量は日本人より多い。そして抜けるのも日本人より多いとのこと。
タンパク質と油分の多い食生活をしてきた人種なので、髪が細くてもタンパク質と油分が多く
ツヤツヤでしっとりしており、染めても傷みにくい。
黒人の毛は白人よりさらに細く、帽子をかぶってるだけでもからまってしまう事がある。
しかしその毛質を活かして編み込みには向いている。

だからブリーチ力の無い、日本で言うヘアマニキュアのような酸性のカラーが
欧米では主流。色んな色ができる上に、色だけを入れるので傷まない。
しかし日本では酸性カラーはほとんど消えており、ブリーチ剤じゃないヘアカラーにも
ブリーチ剤が入っており、非常に傷む。

【欧米人とアジア人のヘアカラー事情2】

白人は地毛が金髪の人でも、成長するにつれ男性ホルモンのバランスで
だんだん暗い色になる。たいてい根元が茶色くて、毛先に向かって明るくなっている。
だから筋状に根元の色の違いを染めてるのが多い。
でも日本人が日本で染めると、根元のほうが明るくなってしまうために不自然になり、
毛量も多く見え、顔もでかく見えて陰影がない。プリンもくっきり目立つ。

ちなみに、海外のセレブが利用するハリウッドのトップヘアサロンが言ってました。
日本人の顔の作りと肌の色のベースには、赤みのある色が似合うんだそうです。
日本人でも赤みのある肌の人はいますが、やはり白人の赤みのある肌とは違って
黄色みのあるオークルがベースなので、マットやアッシュなどの青緑系にすると
顔が地味に見え、元の肌の黄色さや緑色さをさらに強調してくすませるので
似合わないんだそうです。
特に年齢を重ねると、どんどん似合わなくなる傾向があります。
青緑ベースや黄色ぽい髪はシミの茶色い色やシワも目立たせる上、
乾燥肌のように見せるため年寄りっぽくなってしまう。

日本では藤原紀香や叶美香がやってたような赤ベースの黒、深いワイン色の暗い色や、
明るくても赤みが強い色、カッパー(コパー、銅)の色、紫系の暗い色、
赤みの強いオレンジなどの方が、顔立ちの陰影をはっきりさせてくれる。
肌も赤みを増し、綺麗な白肌に見せる。なにしろセクシーさが出ます。
ピンクや赤い服との相性も良くなります。
根元から地毛が黒く伸びてきても、赤と黒は相性が良いので
黄色い髪ほど不自然になりません。